• ヘム鉄と非ヘム鉄 鉄②

    ヘム鉄と非ヘム鉄についてです。

     

    食品の鉄には、肉や魚など動物性食品に多く含まれるヘム鉄と、野菜や穀物に多く含まれる非ヘム鉄があります。

     

    日本人が食事から摂取する鉄の85%以上が非ヘム鉄と言われていますが、

     

    ヘム鉄のほうが非ヘム鉄よりも吸収率が5〜6倍高いと言われているので、私たちは食事からは効率的に鉄を摂取できていないことになります。

     

    また非ヘム鉄には胃の不快感や吐き気など副作用があることが多いのですが、病院で出される鉄剤は非ヘム鉄です。

     

    副作用もなくて吸収率も高いならヘム鉄が摂りたいですよね。

     

    まずは意識して、ヘム鉄の多い食事を心がけましょう。レバーやしじみなど、毎日はなかなか難しいですよね。

     

    私には到底無理だな、ということで、サプリメントに頼ります。笑

     

    MSSの鉄剤には、ヘム鉄3+、ヘム鉄6+、ヘム鉄と3種類ありましたが、今後は新製品のFe9 ヘム&ビオ に一本化されていくようです。

     

    今までの製品では、ヘム鉄3+はカプセルが小さく子供も飲みやすいもので、ヘム鉄6+は1粒にヘム鉄を6mgと亜鉛、銅、グリシンを配合し、これらにはイーストを含みません。

     

    ヘム鉄、という製品はイーストを含み、ヘム鉄とイースト鉄で鉄を8mg含有しています。

     

    遅延型フードアレルギーなどを気にされる方は、イーストフリーの上のものが良いでしょうし、臨床的にはヘム鉄のみのものよりも非ヘム鉄を少し含んだ下のもののほうが、データや病体の改善スピードが早いというお声が多いということです。

     

    だから改良されて新しく、Fe9 ヘム&ビオが発売され、ヘム鉄5mgに加えて鉄含有乳酸菌を4mg配合し、イーストを含まない製品になっています。

    イーストを気にせずで良くて、データや病態の改善が早いヘム鉄と非ヘム鉄のミックス配合でいて、鉄含有乳酸菌は非ヘム鉄ではあるが不快感などの副作用も少なく腸にも優しい、というのが特徴のようです。

    もちろん亜鉛、銅など共に働く微量ミネラルも配合されています。

     

    麗クリニックに在庫としておいてある鉄は主に新製品のこちらになります。

     

    30粒 2916円  60粒 5400円 です。

     

    市販品と比べる際は、鉄パウダーの量ではなく含有鉄の量で比べること、ヘム鉄と書いてある製品で鉄10mgと書かれていてもヘム鉄1mg非ヘム鉄9mgなどのトリックが隠されているかもしれないこと、に注意すると良いようです。

     

    明日は、個人的興味から、妊娠出産の鉄代謝をご紹介します。

     

    ☆MSSの医療機関専売サプリメントをご購入希望の方は、MSS ダイレクトにて、ご自身でサプリを注文していただき、ご自宅にMSSから直接サプリが届くシステムをご利用いただけます。

     

    麗クリニック専用のクリニックキーが必要で、少し複雑な認証キーなので、お電話でのお問い合わせはおそらく難しく、

     

     

    まで、MSSダイレクトにアクセスしたい旨をお伝えいただければ、すべてお伝えさせていただきますので、よろしくお願いいたします。

    オーソモレキュラー / 2018年8月26日 日曜日

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