エンビロン モイスチャーシリーズかシークエンスシリーズか
以前、ご紹介したエンビロンの続きです。
エンビロンの基礎化粧品のラインナップには番号がついていますが、A反応を出さないように徐々に肌がビタミンAに慣れていくように、番号の小さなものから順にステップアップしていきます。
シークエンスシリーズは長く続けるには費用的にしんどいのでモイスチャーシリーズでも大丈夫ですか?という質問をよく受けます。
先日、それぞれに含まれるビタミンAの種類については書きましたが
おさらいすると
エンビロン モイスチャーシリーズの
ジェル1.2にはパルミチン酸レチノール
クリーム1にはパルミチン酸レチノール
クリーム2.3.4にはパルミチン酸レチノールとプロピオン酸レチノール
エンビロン シークエンスシリーズの
セラム1.2にはプロピオン酸レチノール
セラム3.4.4+にはプロピオン酸レチノール、パルミチン酸レチノール
クリーム+にはパルミチン酸レチノール
が含まれています。
濃度的なことで言うと、
モイスチャーシリーズとシークエンスシリースのビタミンAレベルは、
モイスチャークリーム1⇒シークエンスセラム1
モイスチャークリーム2,3⇒シークエンスセラム2
モイスチャークリーム4⇒シークエンスセラム3
モイスチャークリーム4+Aブースト1+Cブースト⇒シークエンスセラム4
という目安になります。
モイスチャーのクリーム4でシークエンスセラム3相当のビタミンAになりますし、どちらもプロピオン酸レチノールとパルミチン酸レチノールなので、モイスチャーシリーズでも4番までいけばシークエンスレベルで十分しっかりビタミンAを入れていくことが可能ということです。
ただ、やはりシークエンスの使用感とモイスチャーの使用感は異なりますし、このあたりは好みかと思いますが、シークエンスに含まれるマトリキシル3000やダーマキシルをはじめ様々なペプチドの恩恵はシークエンスの売りでしょうね。
A濃度だけで言えば、モイスチャー4やシークエンス4.4+を達成すればさらにAブーストを用いてA濃度を上げていけます。
基本、Aブーストは上記を達成した人専用で、含まれるA濃度に関しても全く公表されておりません。
Aブーストだけを使うという裏ワザもありますが基本推奨されていません。
よくヒルドイドソフトの保湿力が高いのでそれだけでクリーム十分、とされている方がいらっしゃいますが、保湿剤としての効果は抜群ですが美容成分が入っているわけではないので、さまざまなペプチドやビタミンの恩恵は受けられませんよ、というのと同じですね。
これからもエンビロンについて紹介していきますね。
エンビロン / 2019年5月23日 木曜日