LIPOcelは、HIFUテクノロジーを搭載した、最新の痩身マシンです。
HIFUテクノロジーとは、High Intensity Focused Ultrasoundの略で、HIFU（ハイフ・高密度焦点式超音波）と呼ばれています。 これは、超音波を1点に集めて必要な部位に照射し、体内に熱を発生させます。
この熱エネルギーを皮下脂肪にターゲットを絞って照射することで、皮膚の表面を一切傷つけることなく、皮下脂肪そのものを破壊することで、1度の照射で効果的に脂肪を減少させることができます。
脂肪細胞は20歳くらいでその数が決まり、それ以降は生涯ほとんど同じくらいの脂肪細胞数のままで推移すると言われています。そのため、一度脂肪細胞を破壊してしまえば、リバウンドすることなく部分痩せすることができるのです。

さらに、HIFUの熱エネルギーによってコラーゲン生成が促進され、皮膚のたるみも改善されます。
今までもHIFUを使った痩身機器は発表されており、その高い効果は実証されていましたが、痛みが強い・熱さに耐えられないなどのマイナス面もありました。
痛みや熱さは冷やすことで緩和されますが、熱しながら冷やしてしまうと、効率的に皮下脂肪に熱が伝わらなかったり、皮下脂肪が十分に温まらず効果が低くなるため、痛みや熱さを我慢するしかありませんでした。
しかし、LIPOcelは、独自のクーリング機能と照射パターンを組み合わせることで、ハイパワーながらも痛みを感じない施術が可能になりました。

LIPOcelは、13mmのターゲット脂肪層をHIFUによるハイパワー照射（MAX150ジュール）で施術が可能です。

LIPOcelは、独自のクーリングテクノロジーで皮膚表面を5℃に保つため、皮膚表面の保護はもちろんのこと、今までHIFU治療の課題であった痛みを軽減し、さらに痛みがないことで今まで以上のハイパワーでの照射が可能になりました。

下記、写真はクーリング温度を20℃と5℃にそれぞれ設定し、60 J/cm2（ジュール）～90J/cm2（ジュール）まで段階を分けて2パスずつ照射したときの比較です。クーリング温度が5℃に設定された場合は、最も高い出力の90J/cm2（ジュール）でも皮膚表面に赤味などの損傷がないことが分かります。

LIPOcelは、高い出力で照射しながらも、施術中に痛みを感じにくなるように、独自に開発した照射モードを採用しています。

LIPOcelは、効率的に熱を脂肪細胞に届けるため、1サイト・3cm×3cmの照射範囲内に的を絞って照射していきます。
この時も範囲内をすべて照射するのではなく、全体を塗りつぶしていくように往復・移動しながら照射することで、火傷や痛みのリスクを極限まで減らせるようになっています。

また1サイトが、範囲内（3cm×3cm）を3往復の照射で1セットとなっており、この3往復も
1回目→設定最高出力
2回目→1回目より5％ダウン
3回目→2回目より5％ダウン
と、少しずつ出力を下げることで痛みを和らげます。（Vモード）

出力は少しずつ弱まりますが、照射ごとに熱は蓄積されていますので、効果を損ねることなく施術することが可能となりました。

また脂肪細胞は、70℃以上の熱（Acute）を与えるとネクロ―シス（細胞の壊死＝その場ですぐに破壊される）が起こります。

今までの痩身機器では、50～60℃程度の熱を加えるだけで痛みを伴っていました。この50～60℃程度（Chronic）でも、脂肪細胞の破壊は起こりますが、破壊のされ方がアポトーシス（細胞の自然死）に近い状態で、時間をかけてゆっくり破壊されるので、痛みを伴うのに効果を実感するのに時間がかかりました。
LIPOcelは、施術後1～2週間程度でネクロ―シスによる即時効果が現れ、その後8～12週間ほどかけてゆっくりとアポトーシスの効果現れてきます。
この2段階の効果により、リバウンドのない高い効果を実現しています。