医療脱毛の広告掲載ポリシー作成背景
デジタル社会の発展とコロナ渦の暮らしの変化により消費者の購買行動が変化し、新たな課題が現れました。
近年、オンライン上の購買に関して消費者庁から寄せられたトラブルの一例は以下の通りです。
トラブルの一例
・やらせレビューを信じてしまった
・思っていたものと違っていた
上記課題を解決するべく、私たちは正しいコンテンツ発信を通して、医療脱毛ユーザーと広告主にとってより安全なコンテンツ発信に努めています。
参照:デジタル・プラットフォーム企業が介在する消費者取引の増加|消費者庁
参照:口コミサイト・インフルエンサーマーケティングの動向整理|三菱UFJリサーチ&コンサルティング
医療脱毛に関する広告掲載ポリシーが目指すもの
当コラムでは、以下3つの目的のもと広告ポリシーを作成し遵守しています。
広告掲載ポリシーの3つの目的
①ユーザーを混乱させないため
②他社の権利を尊重するため
③サービスの安全性と信頼性を高めるため
①ユーザーを混乱させないため
当コラムでは誤認される情報発信を行いません。
情報発信の目的は正しい情報を知ってもらうことです。
情報過多の現代、何が正解で何が間違っているのかの判断が難しいと思います。
当コラムは、ユーザーを第一に考えた情報・コンテンツの提供をお約束いたします。
②他社の権利を尊重するため
著作権、商標、プライバシーを含むサードパーティの権利を侵害しません。
他社の知的財産を尊重すること、権利を侵害しないことを第一優先に日々活動しています。
③サービスの安全性と信頼性を高めるため
記事内に掲載している医療脱毛商材に関して、リスクや注意点を含む正しい情報を伝えることでサービスの安全性と信頼性を高めるよう努めています。
参照:若年層の美容医療・エステティックサービストラブルの未然防止につながる消費者教育教材の制作|今城 茜
医療脱毛ジャンルの記事作成における法令遵守の宣言
当コラムは医療脱毛ジャンルの記事作成において、法令を遵守し企業倫理の向上を務め、業務における不正競争行為・虚偽報告など問題となる行為を行いません。
ユーザーへ「安心」「信頼」を提供するため以下の内容を重視し、広告表示を厚生労働省の広告ガイドラインに基づき意思決定に必要な情報を提供する旨をお約束いたします。
当コラムの法令遵守宣言
・厚生労働省が定めるガイドラインや法令を遵守します
・不実表示・偽りの情報の発信は致しません
・不適切なコンテンツの情報の発信は致しません
・人体に影響を及ぼす危険な商品やサービスは掲載しません
・反社会的勢力に関する情報発信や取引は行いません
・その他 youtubeコンテンツにおける法令を遵守します
また、広告ポリシーに違反事例が発生した場合は、迅速に正確な事実関係の把握と真因の究明に努め、再発防止策の徹底を図ります。
厚生労働省が定めるガイドラインや法令を遵守します
当コラムは以下の厚生労働省が定める医療広告ガイドラインや薬機法を遵守し情報発信を行うことを宣言いたします。
根拠を明確に提示できない調査結果やお客様に誤解を招くような虚偽表現・誇大広告を使用いたしません。
医療広告ガイドライン
医療広告ガイドラインの禁止事項
・治療内容や期間を偽った表現
・実態と異なり、全ての治療が短期間で終了するような表現
・データの根拠を明確にしない調査結果の表現
・医療広告ガイドラインを遵守している旨を強調した表現
・最上級の表現
・他の病院又は診療所と比較して優良である旨の表現
・著名人との関係性を強調した表現
・提供する医療の内容等について事実を不当に誇張して表現している等、人を誤認させる表現
・データの内訳が示されていない手術件数の表現
参照:医療広告規制におけるウェブサイトの事例解説書(第2版)|厚生労働省
薬機法
薬機法の禁止事項
・製造方法等の優秀性について
・特許について
・効能効果等又は安全性を保証する表現の禁止
・医療用医薬品等の広告の制限
・一般向広告における効能効果についての表現の制限
・他社の製品のひぼう広告の制限
・医薬関係者等の推せん
参照:医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律|e-Gov法令検索
不実表示・偽りの情報の発信は致しません
当コラムでは、例のような法令に禁止されている表現を使用・発信しないことをお約束します。
虚偽広告
※以下はイメージ画像です。
虚偽広告
調査結果等の引用による広告についてデータの根拠(具体的な調査方法等)を明確にせず、
データの結果と考えられるもののみを示すもの。
・満足度100%といったデータの根拠を明確にせず患者の満足度のみを示す広告は出しません
・症例を記載する際は明確なエビデンスを準備したうえ掲載いたします
・定期メンテナンスが必要なものに対し【1日で全ての治療が終了】といった短期間で終了するような期間や治療内容を偽った表現はいたしません。
比較優良広告
※以下はイメージ画像です。
比較優良広告
他の医療機関と比較して、自らの医療機関が優れていると表現する医療広告を、比較優良広告といいます。
・最上級表現または不特定の医療機関と比較した表現「日本一」「地域TOP」「都内NO.1」「最高」といった表現を使用いたしません
・著名人との関係性を強調するような「芸能人〇〇が推薦」といった表現も使用いたしません
誇大広告
※以下はイメージ画像です。
誇大広告
人を誤認させる広告であり、一般人が広告内容から認識する「印象」や「期待感」と実際の内容に相違があることを常識的判断
・絶対や安心・安全といった医療上ありえない言及はいたしません
・厚生労働省公認や認可といった医療広告ガイドラインを遵守している旨を強調した表現はいたしません
・「最先端」や「最新」といった明確なエビデンスを提示できない表現はいたしません
不適切なコンテンツの情報の発信は致しません
品位を損ねる表現
※以下はイメージ画像です。
品位を損ねる表現
「キャンペーン」「プレゼント」「50%OFF」「〇〇し放題プラン」といった費用を過度に強調するような表現
医療広告では治療以外の宣伝は認められていません
・キャンペーンや50%OFFといった医療以外の費用を過度に強調する宣伝を行いません
人体に影響を及ぼす危険な商品やサービスは掲載しません
当コラムは国内で認められていない危険な商品やサービスの情報発信・掲載を行いません。
反社会的勢力に関する情報発信や取引は行いません
当コラムは反社会的勢力に関する情報発信や取引を行わないことを宣言いたします。
また、反社会的勢力と関係を持たないため、厳重なチェックを通過した企業のみと提携できるようになっています。
チェック項目
・取引先名
・取引先所在地
・代表者名
・事業内容
その他 youtubeコンテンツにおける法令を遵守します
YouTubeコンテンツではYouTubeのポリシーに沿い誤解を招くまたは虚偽が含まれる特定の種類のコンテンツで、深刻な危害を及ぼす可能性のある情報を発信しないことを宣言いたします。
また以下に該当するコンテンツを投稿を致しません。
YouTubeポリシー禁止事項
①改ざんされたコンテンツ
②虚偽のコンテンツ
③危険な治療薬、治療法、物質の宣伝
④特定の安全な医療行為に関する専門家の間で広く合意されている内容との矛盾
①改ざんされたコンテンツ
多大な危害を及ぼす可能性のある事件を捏造するために技術的に操作(前後関係がわからないようにクリップを切り抜く以上の操作)された動画。
施術後、数日経ってから効果が出るものをあたかも施術直後に変化したような編集などを致しません
②虚偽のコンテンツ
実際は数年前の映像であるにもかかわらず、そのコンテンツが現在の事象のものであるという虚偽の主張に基づき、抗議活動への参加者に対する軍事的弾圧を示したコンテンツの発信を致しません
③危険な治療薬、治療法、物質の宣伝
国内で認められていない危険な治療薬や物質を当コラムは使用いたしません
④特定の安全な医療行為に関する専門家の間で広く合意されている内容との矛盾
安全性について、地域の公衆衛生機関や WHO のガイダンスと矛盾するコンテンツを発信を致しません
当コラムが行う独自の記事広告審査について
当コラムはコンテンツ公開前に以下のフローで内容の審査を行っています。
広告審査フロー
①オリジナルマニュアルを基に作成者が審査前の確認を行う
②YMAA/KTAAの資格を取得した社内法務担当による記事確認
③指摘内容をアーカイブ化しフローを効率化
①オリジナルマニュアルを基に作成者が審査前の確認を行う
オリジナルの審査マニュアルを作成し、完成したコンテンツを担当者が確認します。
マニュアル掲載内容※
・虚偽広告
・比較優良広告
・誇大広告
※上記は当クリニックの広告マニュアルの一部を抜粋しております。
マニュアルを整備することで、作成者自身が広告規制に関しての理解と認識を深めたうえでコンテンツを作成することができます。
②YMAA/KTAAの資格を有する社内法務担当による記事確認
当クリニックではYMAA・KTAAの資格を保有する社内法務担当者がコンテツの審査を行っています。
コンテンツ制作において、外部の審査機関を導入した背景は以下の通りです。
外部審査を導入した背景
昨今、消費者庁によるアフィリエイト広告の取り締まりが強化されています。
アフィリエイト広告の掲載ページは広告主でなく一般企業が作成するケースが多く、ガイドラインを逸脱した表現を起こしてしまう問題が生じやすくなっています。
上記背景から、当クリニックはJICDAQ(一般社団法人デジタル広告品質認証機構)が掲げるデジタル広告の品質保全に共感し、ユーザーにとって安全で有益な情報を提供することを決意いたしました。
※YMAA・KTAAの詳細に関しては「資格を保有する社内法務担当による記事のチェック」で解説しています。
③指摘内容をアーカイブ化しフローを効率化
審査担当からの指摘があった際は、指摘内容をアーカイブ化して保管致します。
アーカイブにデータを残すことで、今後同様の表現を控えながらコンテンツ作成の効率化を図ります。