CDトレチノイン・ハイドロキノン療法
CDトレチノインとはシクロデキストリン包接トレチノインのことです。
トレチノインには、
・メラニンの排出を促すことでしみを改善
・コラーゲンやヒアルロン酸の分泌を高めて肌のハリや小じわを改善
・皮脂の分泌を抑えることでニキビにも効果的
などの作用があります。
通常トレチノインには、使用中の刺激症状・皮むけ・赤味などの症状が強く出現しますが、CDトレチノインはそういった症状を緩和させた薬剤です。
ハイドロキノンはメラニン抑制作用の強い、漂白剤とも呼ばれる美白剤です。
トレチノインと併用することにより、美白作用の相乗効果が期待できます。
商品と使用法
商品名 | 容量 | 定価(税抜) |
---|---|---|
0.025% CDトレチノインエッセンス | 20ml | ¥9,350 |
0.05% CDトレチノインエッセンス | 20ml | ¥11,000 |
0.05% CDトレチノインクリーム | 5g | ¥4,400 |
ハイドロキノン ミラミン | 80g | ¥14,080 |
ハイドロキノン ナノHQクリーム | 5g | ¥2,200 |
HQホワイトBKクリーム | 30g | ¥9,350 |
CDトレチノインエッセンスは、1日2回、朝晩の化粧水とクリームの間にお使いください。
ハイドロキノンツインエッセンスは、CDトレチノインエッセンスのご使用後、お顔全体にお使いください。
クリームは気になるシミの部分のみへのポイント使用をおすすめします。
CDトレチノインもHQもポイントで使用される場合はクリームをおすすめします。
クリームの場合は、お顔全体のスキンケアの1番最後に、CDトレチノインクリーム、HQクリームの順に、お使いください。
注意事項
刺激を緩和させた薬剤ではありますが、紅斑や皮むけが生じることもあります。
その場合は、使用頻度を少なくしていただいて、保湿するようにしてください。肌が慣れると、落ち着いていきます。また、濃度の高いものほどそういった症状が出やすいので、濃度の低いものから始めていただいて、慣れたらステップアップされるのをおすすめします。HQにはまれに、かぶれ・アレルギーが起こることがあります。二の腕の内側や首元で、紅斑や痒みなどが出ないかパッチテストされるのをおすすめします。
治療に関しては休薬期間を設けることがありますが、期間や再開時期に関しては医師の指示に従ってください。休薬期間をおいた後は、また同様に定期的なクールを始めていただくか、ハイドロキノンのみやその他のエンビロン等ビタミンAスキンケアでの維持をおすすめします。
リスク・副作用
まれにかぶれや紅斑、皮むけが生じる場合があります。
この治療は、国内未承認医薬品または医療機器を用いて施術を行います。
治療に用いる医薬品および機器は当院医師の判断の元、個人輸入手続きを行ったものです。