マッサージピール

マッサージピールは、PRX-T33という特別な薬剤を使ったケミカルピーリング治療です。長年の研究を経て高濃度トリクロロ酢酸（TCA)と低濃度過酸化水素（H2O2）を配合しています。
トリクロロ酢酸（TCA)のの歴史は古く、効果もよく知られていますが、ピーリング（肌の表面を溶かして細胞を活性化する）作用が強いために薬剤による火傷などのリスクやダウンタイムが長いことなどが影響し、日本ではあまり浸透していませんでした。しかし、PRX-T33は、このTCAと低濃度の過酸化水素を特許処方することにより、皮膚表面での強い剥離作用（ピーリング）を起こすことなく、相互作用により強力な生物刺激剤となりお肌のアンチエイジング効果を発揮します。
従来のピーリングでは得られなかった、肌の内側からのハリや弾力をもたらす、まったく新しいピーリング治療です。

真皮深層までTCAを作用させることで線維芽細胞増殖因子を活性化させます。この作用により施術後数ヶ月に渡って真皮で新しいコラーゲンが生成されます。
お肌のたるみやハリ不足や小じわの原因ともなるコラーゲン不足を改善します。

トリクロロ酢酸（TCA)や過酸化水素と併せて配合されているのがコウジ酸です。コウジ酸にはメラニン生成を抑制（シミを予防）する効果が知られています。その他にも、今話題の肌糖化を抑える効果や、炎症を抑える効果などがあるとされています。

施術時間はおよそ30分程度と短いですが、治療直後から、ハリ感や美白作用を感じることが出来ます。
ただし、その効果を持続させるためには、数回継続して治療されることをおすすめしています。

マッサージピールはお顔の施術だけでなく、首・デコルテ・両手の甲など、機械での美肌治療では施術が難しいような様々な部位に施術することが出来ます。

従来のピーリング治療では、施術後から紫外線に敏感になる特徴があるため、夏場の治療はあまりおすすめできませんが、マッサージピールにはこの作用がないため、季節を気にすることなく施術することが可能です。

※マッサージピールは、通常ダウンタイムのない治療ですが、お肌の状態によっては、赤みが出る、皮が剥けるなどの症状が出る場合があります。この症状は一時的なものですぐにおさまります。

マッサージピールでリフトアップ効果をより実感していただくには、上記の治療を１クール（１～３週間に１回を５回）で治療をお受けいただくことをおすすめしています。

施術直後は１日程度、赤みやほてりが多少出る場合があります。

この治療は、国内未承認医薬品または医療機器を用いて施術を行います。
治療に用いる医薬品および機器は当院医師の判断の元、個人輸入手続きを行ったものです。