丸山ワクチン（注射のみ）

丸山ワクチンは皮膚結核の治療薬として開発され、ワクチンの生みの親である故 丸山千里博士にちなんで後に丸山ワクチンと呼ばれるようになりました。皮膚結核に対して素晴らしい効果をもたらしたこのワクチンは、ハンセン病の皮膚障害、発汗障害、神経障害にも有用だとされています。
皮膚結核やハンセン病の治療にあたる中で、この二つの病気にはガン患者が少ないという共通点が見つかり、ガンに対するワクチンの作用を調べる研究が始まりました。
研究を進める中で、「ガンの縮小がみられる」などの報告が届くようになります。 丸山千里博士は、「ワクチンを使えば、人がガンと共存できる道が開けるのではないか?」と考え、体からガンを排除する従来の治療法ではなく、ガンを体内に宿したまま生きる方法もあると確信し、ワクチン療法によるガン治療が始まりました。

丸山ワクチンは細胞に対して毒性を持たず、副作用の心配がほとんどありません。どのような段階のガンであっても、また、ガンによる体の衰弱がみられるときでも、長期にわたって安心して使うことができます。進行したガン患者であっても、10年、20年とワクチンを続けておられる方も多くいらっしゃいます。

現在、ワクチンを使う中には末期ガンと呼ばれる段階の方が多数いらっしゃいます。その多くは、体が弱っていたりガンの転移が広範囲に及んでいたりして、手術療法や化学療法・放射線療法などの治療法を選択できない方です。そうした方でも丸山ワクチンで5年、10年と長期延命される方がいらっしゃることは非常に大きな意味をもっています。

ガンが進行すると痛みや貧血など、患者にとって大変つらい症状が現れることがありますが、丸山ワクチンでその痛みがやわらいだり、自覚症状が改善されることで、たとえ体内にガンが残っていたとしても、通常の生活を送ることも期待できます。

丸山ワクチンは自然免疫の司令塔とも言われる樹状細胞を刺激し活性化させることで、ガン細胞の増殖を抑えていきます。また、ワクチンを続けていくと、コラーゲン(細胞と細胞をつないでいる線維状のたんぱく質)が増殖しガン細胞を封じ込め、ガンが縮小し、場合によっては完全に消し去ることもあります。

丸山ワクチンは免疫の働きを調節することによって、間接的にガンの増殖、浸潤、転移を阻みます。体内でガン有用な細胞などを活性化させ、ガンにとっては劣悪な環境を作り出すことで、ガン細胞が死滅していきます。また、ガンを特異的に攻撃するT細胞を集めて教育する樹状細胞の働きを助けています。もう一つ大きな作用としては、コラーゲンの増殖作用が挙げられます。ワクチンの注射によって、多量のコラーゲンがガン細胞の周囲に作られ、ガンを封じ込めるのを助けます。同時に、ガンの栄養補給路もコラーゲンが遮断するため、ガンの増殖、転移を阻止します。

丸山ワクチンは有償治験薬です。実費を患者様に負担して協力していただく治験薬（薬剤の有用性を確認するテスト）として接種することができます。摂取のスケジュールは下記の通りです。

丸山ワクチンは2種類の薬剤（SSM(A)／SSM(B)）があり、これを隔日で交互に皮下注射します。 交互の場合は、例えば、第1日（A）、第2日（休）、第3日（B)、第4日（休）、第5日（A）と注射します。

丸山ワクチンは治験となりますので、お受けいただくには必要書類の提出および実費でのワクチン購入が必要です。 まずは下記の公式ホームページから必要書類（1. 初回申込書　2. 治験承諾書 ※医師記入　3. SSM治験登録書×2枚　の3種類　※必要であれば同意書・委任状含む）をダウンロードし、必要事項にご記入の上、当院までご持参ください。

ワクチンの購入方法や必要書類につきましては『丸山ワクチン公式ホームページ』をご確認ください。

丸山ワクチン申し込み方法はこちらをご覧ください。

当院にて記載・発行しました必要書類（1. 初回申込書　2. 治験承諾書 ※医師記入　3. SSM治験登録書×2枚　の3種類　※必要であれば同意書・委任状含む）を持って丸山ワクチンをご購入ください。
丸山ワクチンを購入しましたら、当院までご来院いただき、ワクチンを接種してください。
初回時には、薬剤・必要書類などをご持参ください。

注射部位の痛みや内出血が起こる場合がありますが1～2週間程度で治まります。