CTC検査(循環腫瘍細胞検査)
当院では、特別休診日でない限り草津院は土日祝日でも診察しております。
高槻院は、木・日曜日の休診日以外は診察しております。
CTC検査(循環腫瘍細胞検査)
血液中を循環しているがん細胞はCTC(循環腫瘍細胞)と呼ばれています。
体内にあるがんの大きさが1.5㎜程度になると、がん細胞は栄養や酸素を求めて血管内へと浸潤し、血液中を循環し始めます。この血中内のCTC(循環がん細胞)の数を測定し、超早期のがんの判定や、がんの特徴や進行状態の把握、治療の有用性を確認するなど、様々ながん治療に役立ちます。
当院では、採取した血液(1回の採血で20cc)で検査を行います。検査機関はがん幹細胞と循環腫瘍細胞の分析におけるリーディングカンパニーであるR.G.C.C.インターナショナル社(ギリシャ)です。
判定には3~4週間程度かかります。
検査をご希望される方はお気軽にお問い合わせください。
CTC検査(循環腫瘍細胞検査)でできること
【超早期のがん判定】
今までのがん検査は、CTやエコー等で判別することがほとんどですが、これらの検査ではがんの大きさが1㎝を超えないと判別できないことが多いですが、CTC検査の場合、がん細胞の大きさが1.5㎜を超えると検出されるため、従来よりも格段に早期のがんを判定することができます。
【病状の進行状態】
血液から採取されたCTC(循環腫瘍細胞)の数を測定し、遺伝子解析することで、がん細胞の特徴や進行状態を把握し、早い段階での対策や治療方針を決定するのに役立ちます。
【治療効果の判定】
科学療法を開始するにあたり、事前に血液中のCTC数を確認することで、積極的な治療の必要性の有無などを判断することができます。また、科学療法開始後に、さらに血液中のCTC数を確認することで、期待された効果が得られているか評価することができます。 それ以外にも有用な代替医療(高濃度ビタミンC点滴・αリポ酸)やサプリメント・栄養素などが、がんに有効なのかを判別することができます。
こんな方にオススメ
- 現在受けているがん治療が自分に合っているのか知りたい
- 自分のがんに合った治療方法が知りたい
- がんの再発を予防したい
- 以前がん治療をしたが、現在は行っていない
CTC検査(循環腫瘍細胞検査)の種類
【ONCOCOUNT(オンコカウント)】 治療開始後のフォロー検査
治療後のCTCの血算・施術のフォロー。循環腫瘍細胞の存在の有無と、その濃度についてのみ情報を提供。再発を早期に検出し、治療が効果を出しているか検査しフォローアップのために用いるもの。
※検査結果は、クリニックからの発送後、約2~3週間後に報告されます。
【ONCOTRACE(オンコトレース)検査】 治療開始後のフォロー検査
血中循環細胞の分離と同定、その濃度についての報告。さらに、循環幹細胞(CSC)のマーカーを含むので、単なる数値だけではなく、幹細胞化しているがんの危険度も検査できる。
※検査結果は、クリニックからの発送後、約2~3週間後に報告されます。
【ONCONOMICS Plus(オンコノミックス プラス)】 CTC、CSCへの総合検査
CTC+遺伝子解析に加えて、抗がん剤感受性を調べます。CTCに抗がん剤を投与し反応を見ることで、抗がん剤への感受性が分かるため、効果が期待できる抗がん剤などを知ることができます。また、薬剤への抵抗性を示すマーカーも調べることができます。
がん発症のリスクや再発のリスク、治療についての様々な情報を得ることができる、総合的な検査です。
この検査では
・抗がん剤(約50種類)について
・分子様的薬(44種類)について
・RGCCが行う天然成分(約50種類)について
の詳細を調べることができます。また、追加成分5種類までの検査は無料で行うことができます。
リスク・副作用
血管穿刺部位の痛みや内出血が起こる場合がありますが1~2週間程度で治まります。
この治療は、一部国内未承認医薬品または医療機器を用いて施術を行います。
治療に用いる医薬品および機器は当院医師の判断の元、個人輸入手続きを行ったものです。
料金表
種類 | 回数 | 価格 |
---|---|---|
オンコカウント | 1回 | ¥165,000(税込) |
オンコトレース | 1回 | ¥220,000(税込) |
オンコノミクスプラス | 1回 | ¥605,000(税込) |